黒にんにくと生の白にんにくとでは、アミノ酸はどのくらい違うの?

にんにくは昔から、カラダにとって良い作用や効能があるっていわれているね。たとえば、疲労回復や、殺菌作用、抗がん作用や免疫力アップなんかが期待できるね。カゼなんかの病気を予防する作用もあるともいわれているしね。

で、いろいろな作用があるにんにくを長時間かけて熟成発酵させると、「黒にんにく」になるんだ。黒にんにくっていうのは、生の白にんにくより、さらに良い作用や効果・効能が多くなるっていわれているんだよ。じゃぁ、何がどうなって良い作用や効果・効能が多くなるんだろう。

ちょっと調べてみたら、健康で元気なカラダを作るには、にんにくに含まれる成分の「アミノ酸」がかなり重要なポイントだっていうことがわかったよ。このページでは、生のにんにくと黒にんにくのアミノ酸の量の変化を比べて、それによって期待できる作用や効能・効果について話していくね。

20種類のアミノ酸がカラダを作っている

アミノ酸っていうのは、タンパク質のもとになる成分のことなんだ。とはいっても、これだけじゃぁわかんないね。もう少し詳しく話していくね。

そもそも「タンパク質ってなに?」ってところから話していくね。タンパク質っていうのは、炭水化物、脂質とあわせて三大栄養素って呼ばれているものなんだ。

タンパク質っていうのは食品でいうと、肉類や魚介類、卵、そして大豆製品や乳製品なんかに多く含まれている栄養成分だよ。タンパク質は、人のカラダの肉や内臓、骨や髪の毛なんかの、ほとんどのものを作るもとになっているし、ホルモンの原料にもなっているんだ

そして、このタンパク質のもとになっているのが、アミノ酸っていうわけさ。アミノ酸はいろいろな食材に含まれていて、アミノ酸を含む食物を摂取することで、健康なカラダができていくんだよ。

具体的にいうと、アミノ酸が成分になっているタンパク質を食べ物として摂って、カラダの中でタンパク質をアミノ酸に分解して、分解したアミノ酸を人のカラダにあうように組み立てなおして、カラダを作っているということなんだ。

それから、実際に人のカラダを作っているアミノ酸って、20種類なんだ。世の中には、500種類のアミノ酸があるっていわれているけど、人間に必要なアミノ酸は20種類っていうことだよ。20種類って、意外と少ないね。

で、このたった20種類のアミノ酸が複雑にいろいろな組み合わせをして、肉になったり内蔵になったり、そして脳や髪の毛、神経や細胞までつくっているんだ。

しかも、食べ物を消化したり呼吸したりするのも、アミノ酸のおかげなんだよ。つまり、アミノ酸がなければ人は存在していないっていえるね。

人に必要なアミノ酸には、必須アミノ酸と非必須アミノ酸がある

今、人のカラダを形成しているのは20種類のアミノ酸だって、話したね。この20種類のアミノ酸は、他のアミノ酸から体内で作りかえることができる「非必須アミノ酸」と、自分では作れないから食べて摂るしかない「必須アミノ酸」にわかれているんだ

覚えなくても良いけど、20種類のアミノ酸の名前とその作用や効果・効能を、非必須アミノ酸と必須アミノ酸に分けて表にまとめてみるね。あなたも聞いたことがある名前があるかもね。

非必須アミノ酸

非必須アミノ酸 作用・効能
アスパラギン 疲労回復 持久力の維持 エネルギーの生産性をサポート 新陳代謝の促進 アンモニアの排出
アスパラギン酸 疲労回復 持久力の向上 エネルギーのもと 新陳代謝の促進 アンモニアの排出
アラニン 肝機能のサポート 脂肪燃焼の促進
アルギニン 血管機能のサポート 食欲を抑える働き 免疫力の向上
筋肉維持 老化防止 精力増強 成長ホルモン分泌促進 肝臓保護 老廃物の無毒化
グリシン 血中コレステロールのコントロール 興奮を抑える 保湿 抗酸化コラーゲンの合成
グルタミン 疲労回復 胃腸の保護 消化吸収のサポート 免疫細胞の活性化
グルタミン酸 脳機能を活性化 認知症の防止
システイン 解毒 抗酸化 肝機能促進
セリン  脳細胞の活性化 肌の老化防止
プロリン コラーゲンの修復 肌の水分保持 脂肪燃焼の促進
チロシン 体内代謝のバランス維持 ストレスの抑制 認知症予防 性機能改善

必須アミノ酸

必須アミノ酸 作用・効能
イソロイシン 成長促進 血管拡張 肝機能強化 疲労回復 神経の働き補助
トリプトファン 安眠効果 精神安定 神経の鎮静
スレオニン(トレオニン) 成長促進 新陳代謝の促進 肝機能サポート 肝臓への脂肪蓄積防止
バリン 肝機能向上 血液中のチッ素バランスの調整 運動能力維持
ヒスチジン 神経機能のサポート 成長促進 ストレスの軽減 脂肪燃焼 食欲抑制
フェニルアラニン 精神安定 食欲抑制 鎮痛効果
メチオニン 肝機能サポート うつ抑制 脂質代謝 老廃物排出
リジン 肝機能強化 免疫力向上 カルシウムの吸収促進 ホルモン・酵素の生成
ロイシン タンパク質の合成 肝機能向上 筋肉強化 運動エネルギー源

上記の表からわかるように、一言でアミノ酸っていっても作用や効果・効能はさまざまだね。その中でも特に、免疫力の向上疲労回復集中力の向上美肌効果に期待ができそうなのがわかるね。

あと、強肝作用もあるっていえるね。強肝作用っていうのは、肝臓の働きを助ける作用のことだよ。

肝臓には、代謝や解毒なんかの、たくさんの働きがあるんだ。たくさんの仕事をしている肝臓の特徴としては、「肝臓自身が限界まで働く」っていうことがあるよ。

逆にいうと、肝臓の調子が良くないって思うときには、肝臓がギブアップ寸前にきている場合が多いってことなんだ。そうならないために、にんにくや黒にんにくを食べておくことは良いことじゃないかな。にんにくには、人に必要なアミノ酸のほとんどの種類が含まれているからね。

人に必要なアミノ酸のほとんどがにんにくに含まれる

にんにくの話にもどるけど、いま上の表に示したほとんどのアミノ酸って、実はにんにくに含まれているんだ。そう考えると、にんにくにいろいろな作用があることにうなずけるね。

さらに生のにんにくを高温多湿の状態で熟成発酵させた黒にんにくは、にんにくが生の状態のときと比べて、アミノ酸の成分の量が変化しているんだ。

一般的に黒にんにくは、「生のにんにくと比べて、アミノ酸が〇〇倍になります」ってよくいわれているんだよ。でも実は、1つひとつのアミノ酸をみていくと、実際は増えているもアミノ酸もあるけど、減っているものもあるんだ。総合すると増えているって感じかな。

岡崎屋さんの純黒にんにくっていう商品があるんだけど、純黒にんにくのアミノ酸組成成分をホームページで公開しているから、下に載せておくね。参考にしてみてね。

岡崎屋さんのホームページだと、必須アミノ酸も非必須アミノ酸もゴチャゴチャに混ぜて書いてあるんだ。でも岡崎屋さんのホームページに載っているものだから、とりあえずそのまま載せておくね。

生にんにくと比べた岡崎屋さんの純黒にんにくのアミノ酸組成成分

食品医薬品安全評価分析センター 株式会社マシス (100g当たり)
アミノ酸名 純黒にんにく にんにく
アスパラギン酸 14.30mg 7.89mg
グルタミン酸 11.33mg 21.73mg
アスパラギン 8.82mg 47.00mg
ヒスチジン 2.85mg 103.70mg
セリン 11.80mg 19.73mg
グルタミン 0.08mg 45.97mg
アルギニン 388.00mg 110.33mg
グリシン 11.67mg 16.23mg
スレオニン ND ND
アラニン 115.00mg 20.43mg
チロシン 6.38mg 1.72mg
メチオニン 0.01mg 0.96mg
バリン 29.20mg 7.05mg
フェニルアラニン 2.70mg 0.40mg
イソロイシン 15.03mg 1.51mg
ロイシン 18.20mg 1.82mg
リジン 32.10mg 64.73mg
システイン 0.11mg 0.06mg
トリプトファン 0.14mg 0.15mg
プロリン 57.20mg 8.22mg
S-アリル-L-システイン 16mg 1mg
アリシン ND 17mg
アリイン 68mg 518mg
総ポリフェノール 215mg 34mg

上の表からもわかるように、にんにくにはスレオニン以外のアミノ酸がすべて含まれているね。だからにんにくは、いろいろな作用があったり効果や効能があったりするんだね。

そして、生のにんにくを黒にんにくにすることで、さらに強い効果が期待できるようになっているってわけだね。

それから、表の下のほうにある、「S-アリル-L-システイン」と「アリシン」、「アリイン」、「総ポリフェノール」の4つは、岡崎屋さんのアミノ酸組成成分表に載っているけど、アミノ酸じゃないよ。

おかしいなと思って、岡崎屋さんに電話して聞いてみたら、「そうですね、これはアミノ酸ではないですね。」って素直に認めてた(にっこり)。

この4つは、黒にんにくにとってすごく重要な成分だから、きっと岡崎屋さんは載せてしまったんだろうね。

それからにんにくの重要な成分の「アリシン」が、生のにんにくのときは17mgあるけど、黒にんにくにするとなくなっちゃっているね。実はこれは、仕方のないことなんだ。

アリシンっていうのは、生のにんにくを切ったりすったりしてにんにくを傷つけたときに出てくる成分で、アリインっていう成分が酵素によって変化したものなんだ。

アリシンは、生の白いにんにくを切ったりすったりすることで発生する成分だけど、アリシンができてもすぐに他の物質に変化しちゃうのさ。つまり、アリシン自体は消えてしまうっていうことなんだ。

あと、アリシンは熱にも弱いから、高温多湿の中でアリシンは存在し続けられないんだ。だから、高温多湿状態に長時間おいてつくる黒にんにくだと、アリシンはなくなってしまうんだよ

健康で豊かな生活をおくるために、黒にんにくを食べましょう

このページでは、生のにんにくと黒にんにくの成分の違い、特にアミノ酸の量の違いについて話しているよ。アミノ酸なくして人のカラダの存在はありえないっていうことはわかってくれたかな。

これまで話してきたとおり、にんにくの中には、人のカラダをつくるために必要なアミノ酸のほとんどが含まれているね。そして、生のにんにくを黒にんにくにすると、その成分が増したり減ったりすることも確認できたね。で、トータルでみて、黒にんにくのほうが生のにんにくよりもアミノ酸の量が増えていることもわかってくれたかな。

今回の数値は、岡崎屋さんの「純黒にんにく」に限った話だけど、他の黒にんにくでも似たような数値が出るって考えられるよ。

アミノ酸の含有量が多い黒にんにくを毎日少しづつ食べて、健康で元気なカラダをつくっていこう。

もし黒にんにくがないんだったら、通販で買えるサプリメントでも良いね。サプリメントには、黒にんにく以外の健康成分も含まれているしね。それぞれのサプリメントに特徴があるから、あなたにあうサプリメントを選ぶと良いね。

「一晩寝ても疲れが取れない」って感じている人や、「今以上に、仕事や趣味を楽しみたい」って思っている人には、にんにくや黒にんにくがおすすめだよ。にんにくや黒にんにくには、疲労回復作用や免疫力をアップする作用があるからね。

にんにくや黒にんにくを毎日食べていれば、週末が近くなっても朝スッキリ起きられたり、趣味を思いっきり楽しんだりできるようになると思うよ。あなたが毎日笑顔で過ごせるようになって、さらにご家族さまも幸せになっていくね。

でも、毎日にんにくや黒にんにくを食べるのはちょっと大変かな? でも大丈夫! 毎日食べるのが大変な人には、サプリメントっていう手があるね。

で、にんにく大好きにんにくマニアのおっちゃんが、にんにくのサプリメントを実際に取り寄せて飲んでみたんだ。成分や飲みやすさ、飲んだ後の口臭もチェーーーック! ってわけさ。あなたにぴったりのにんにくが見つかるといいな。

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